「オカンを苦しめたくない」ガーシー容疑者 実家が家宅捜索で号泣陳情の“被害者ムーブ”も「自業自得」と同情皆無

「頼むからオカンは勘弁してください。もう本当に……」
24日午前、Instagramのライブ配信でむせび泣きながらこう訴えたのは“ガーシー”こと東谷義和容疑者(51)。
昨年の参院選で初当選するもドバイに滞在したまま一度も登院せず、3月15日の参院本会議で除名処分に。翌日に著名人に対する脅迫や名誉毀損などの疑いで警視庁が逮捕状を取ったが、SNS上で「日本には帰らない。一生帰国しない覚悟ができた」などと息巻いていた。
外務省もパスポートの返納命令を出すなど圧力がかかるなか、ガーシー容疑者の“逃亡劇”に新たな展開が。
警視庁は24日午前、兵庫県伊丹市にあるガーシー容疑者の実家を家宅捜索。ガーシー容疑者は2021年末に日本を出国するまで実家を住居地としていたほか、妹名義の口座を介して動画収益を得ていたとして捜査の必要性が判断されたという。
実家の家宅捜索は予想外だったのか、冒頭のようにライブ配信で“号泣陳情”をしたガーシー容疑者。
涙まじりの声で、「70代のオカン捕まえて、勾留して何が出るんですか」「親父も自殺して俺まで犯罪者みたいになって、これ以上、オカンを苦しめたくないです」と主張。続けて、「77歳の母親が関わってると思いますか。(中略)知ってるわけないじゃないですか、77歳で。本当にお願いします」と母親の関与を否定していた。
同情を誘うような行動に出たガーシー容疑者だが、ネット上では依然として厳しい声が相次いでいる。

《因果応報という言葉を差し上げます》《被害者ぶるなよ。泣きたいのはガーシーのオカンやろ》《まさに自業自得以外の言葉がない。母親を追い込んでるのは警察じゃなくてお前だろと》《母親に迷惑をかけているのは警察ではなくガーシー容疑者本人です。情に訴えようとしても無駄です》
こうした批判が相次ぐのは、これまでの“自由奔放すぎる振舞い”が影響しているようだ。
「登院しない懲罰として科された『議場での陳謝』に応じなかったガーシー容疑者ですが、帰国しない理由を“党首の意向”と主張していました。彼の責任を取って旧NHK党の党首を辞任した立花孝志氏に対して、SNS上で『帰国せんでいいって俺に言ったやん』などと恨み節を炸裂。
一方で、“警察の事情聴取が怖い”とメディアのインタビューで漏らしていました。そもそも、逮捕状が取られたり家宅捜索を受けたりしたのは身から出た錆。母親を盾にして被害者ぶるのは止めて、早急に出頭すべきではないでしょうか。」(スポーツ紙記者)
ガーシー容疑者が流した涙は、果たして本物だったのだろうかーー。