思っていたよりもサクサクでした。
使っていくうちに劣化は避けられないスマートフォンのバッテリー。iPhoneも例外ではありません。
編集部吉岡のiPhone 13 miniも、購入から2年でバッテリーの最大容量が76%まで低下。普通に使っていると、昼過ぎくらいに20%~30%まで減るという状態で、外出にモバイルバッテリーが欠かせないとのこと。
端末の情報を見るとバッテリーの状態が「修理」となってて、もう修理しないとヤバいぞ感が…。なので、今回は実際にAppleストアでバッテリー交換の修理を申し込んでみました。
修理前に行う手順から、当日やることまで、手順を紹介します。
まずはバッテリーの交換修理に出す手順を紹介しますね。端末はiPhone 13 miniでiOSはiOS 17(17.5.1)。
バッテリーの状態が交換が推奨されるまで消耗したモデルでの表記となり、バッテリーが消耗していないモデルや端末、OSのバージョンが異なる場合では、表示が異なるケースもあるのでご留意ください。
また、「Appleサポート」のアプリを入れておくと修理の申し込みがスムーズになるので(手順4から)、事前に導入しておくことをオススメします。手順としては…
1.「設定」→「一般」→「情報」→「バッテリー」とタップ
2.「バッテリーの状態と充電」をタップ
3.「修理サービスオプションを見つける」をタップ
4.見積もり金額を確認して「予約する」をタップ
5.マップから修理するストアを選ぶ
6.「予約」をタップ
手順4から「Appleサポート」アプリへと偏移します。
Appleサポートアプリが無い場合は、WebからApple IDでログインしたり…と手間が増えるので、Appleサポートアプリは用意しておいたほうがいいですねー。
7.予約をする日時を選択(選べるのは一週間先まで)
8.自分の電話番号が表示されていることを確認して「予約」をタップ
9.予約確認のSMSが届く。「データをバックアップする」からバックアップを進める
ここまでで予約の申し込みは完了です。
あとは修理トラブルへの場合などの保険として、データをバックアップしておきましょう。方法はこちらをどうぞ。
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当日にやることは、iPhoneを持ってAppleストアに行く。です。注意点として、身分証明書(本人確認書類)は持参しておきましょう(受け取りで必要です)。
店舗内ではAppleストアのスペシャリストの案内に沿って、iPhoneの本人確認と、バックアップの作成の有無の確認。Apple側の端末(iPad)で、使っているiPhoneの問題点が検出されるので、そちらを確認します。
今回は見事にバッテリーだけに問題が検出されていました(これどうやって判断しているんでしょうね? ケーブルも何もつなげていないのに、診断できる不思議!)
最後に、「探す」アプリからiPhoneを探すを無効化します。
金額の確認と修理の同意書へサインをすればiPhoneの引き渡しの準備は完了。修理にかかる時間が案内されます。今回は90分後には完了するとのこと。
近くのカフェでお昼食べてお茶していたら修理が終わっていました。
修理費用(今回は1万4500円)の支払いをして無事受け取り。この際、本人確認書類を提示する必要がありましたので、何かしら(運転免許証やパスポートなど)の持参を忘れずに。
修理が終わったiPhoneはデータも消えず、修理前と同じ状態ですぐに使うことができました。
また、「設定」→「一般」→「情報」欄。「部品と修理の履歴」に何のパーツを交換したのか? が表示されるようになります。
今回はバッテリーの修理でしたが、交換時にディスプレイが剥離してしまったそうで、ディスプレイも一緒に交換となりました(交換時のトラブルのようで、追加費用はかかりませんでした)。
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以上、iPhoneのバッテリー交換レポートでした。晴れてバッテリーが新品に、劣化なしの100%状態です。気持ちいい!
して、修理を終えて感じたのは、思っていたより手軽だったなというところ。
申し込みもiPhone上で全部完結しますし、当日の待ち時間もわずか90分。この速度感はいいですね! Apple純正部品での公式修理なので、安心感もあります。面倒だったのは事前のバックアップくらいですかね。
交換している時、音信不通になるのはデメリットですが、吉岡曰く…
・iPhoneが無い不便もあったが、それはそれとしてスッキリとして気分が良かった
・普段は90分もiPhoneを手放す時間さえないんだな…。というのに気がついて清々しさも感じた
とのこと。
Appleストアがお近くにある方は…となりますが、デジタルデトックスのついでにiPhoneのバッテリー交換してみてもいいかもしれません。
Source: ApplePhoto: 小暮ひさのり
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ギズモード・ジャパンより転載