『パインアメ』の会社に送られてきた1通のメール その後の展開に「目頭が熱くなった」

パイン株式会社のTwitterアカウントがツイートしたエピソードに、感動の声が上がっています。
同社が運営するウェブサイトの問い合わせページから送られてきた、1通のメール。
メールの送り主は、他界した祖母の遺品を整理していた際、同会社のベストセラー商品『パインアメ』の缶を発見したといいます。
どれくらい古いものかを調べていたところ、以前同社がオークションサイトで、古い時代に製造された『パインアメ』の缶を落札していたのを見かけたそうです。
昭和30~40年ぐらい?のパインアメの缶が届いた!!!(ネットオークションで落札したやつ)おかえり!!!今まで保存しておいてくださった方に感謝… pic.twitter.com/LcLtrxz4s7
やり取りをした結果、送り主の祖母が所有していた『パインアメ』の缶が、同社に送られてきました。
実際の写真がこちら。
そして、今日届いたのがこちらの缶です。とても綺麗に保管されていたことがわかります。ドットの部分はキラキラと光る仕様。 pic.twitter.com/YMBNkO4u8Y
送られてきた『パインアメ』の缶は、同社が『業平製菓』という会社名だった1951~1955年頃に製造されていたものでした。
わずか4年という短い期間に製造されていた貴重な『パインアメ』の缶に、同アカウントの運営者は感動。
「大切にしてくださっていたものを譲っていただいたので、弊社の方でもこれからずっと大切に保管したいと思います」と想いをつづっています。
なお、送られてきた『パインアメ』の缶は、多くの人の目に触れるよう、入り口のショーウィンドウに飾ったそうです。
約70年ぶりにお里帰りしてきたパインアメの缶。大切にしてくださっていたものを譲っていただいたので、弊社の方でもこれからずっと大切に保管したいと思います。みなさんにも見ていただけるように入り口のショーウィンドウに飾りました。SNSってすごいなぁと思うのでした。ご縁に感謝。 pic.twitter.com/U5Jp5pfNl4
ツイートには、「素敵なお話」「目頭が熱くなった」など、さまざまな声が寄せられています。
・大事に使われていたのだろうな。今見ても、かわいい缶ですね!
・それぞれの温かい歴史にジーンとしました。いい話だなあ。
・パッケージを見るに、飴の形自体はまったく変わっていないのがすごい。心が温かくなりました。
70年の時を経て、同社に戻ってきた『パインアメ』の缶。
送り主の祖母が、長年大切に保管してきた温かみを感じる品物は、同社の体験談を通じて、多くの人の心にポッと灯りをともしてくれました。
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弊社のホームページのお問い合わせフォームに1通のメールが届きました。昨年他界されたおばあさまの遺品を整理していたところ、パインアメの缶を発見されたとのこと。手芸のボタン入れとして大切に保管してくださっていたそうです。つづく
そのまま捨ててしまおうかと思われたそうですが、どれぐらい古いものかネットで検索したところ、以前私がヤフオクで落札した缶の写真が出てきたそうです。このまま捨てるよりも弊社の方に送ったほうがいいかなということでご連絡をいただきました。つづく
そして、今日届いたのがこちらの缶です。とても綺麗に保管されていたことがわかります。ドットの部分はキラキラと光る仕様。 pic.twitter.com/YMBNkO4u8Y
そして…これ業平製菓の時代のやつ…!弊社が業平製菓の社名で営業をしていたのは昭和26年から昭和30年。そのわずか4年の間に製造された貴重なものでした。 pic.twitter.com/ixb3SV0xpv
側面にはなんと、PAIN AMEという表記が。アカウント名と同じやん…ローマ字表記はやめようとなったのか弊社にあったヤフオクで落札した方のパイン製菓時代の缶は表記が変わっています。(アカウント名はpineが空いてなかったので仕方なくこうなってます) pic.twitter.com/9dO9ovpt9Q
約70年ぶりにお里帰りしてきたパインアメの缶。大切にしてくださっていたものを譲っていただいたので、弊社の方でもこれからずっと大切に保管したいと思います。みなさんにも見ていただけるように入り口のショーウィンドウに飾りました。SNSってすごいなぁと思うのでした。ご縁に感謝。 pic.twitter.com/U5Jp5pfNl4
[文・構成/grape編集部]