宿舎はホテル等を手配予定…2026年アジア競技大会の「選手村」建設中止の方向で調整 物価高で費用膨らむ

2026年のアジア競技大会をめぐり、名古屋市内で予定されている「選手村」の建設が、中止となる方向で調整されていることがわかりました。

愛知県内で2026年に開かれるアジア競技大会では、名古屋市港区の名古屋競馬場の跡地に選手村を建設する計画が示されていました。

関係者によりますと、大会の組織委員会が、物価高の影響で費用が当初の試算より大幅に増えることなどから、選手村の建設を中止する方向で調整していることが分かりました。

また、東京オリンピックパラリンピックの談合事件の影響で、スポンサーからの協賛金の確保が難しくなっていることも要因とみられています。

選手団の宿舎は名古屋市内のホテルなどを手配するということです。