新潟駅の南北をつなぐ通路が3月25日に開通しました。万代口と南口を行き来しやすくなったことで、市民からは喜びの声が聞こえています。
25日午前4時半、開通の時を迎えた、全長約80m・24時間通行できる新たな通路。
中には、開通の様子を撮影しながら歩く人も!
この通路の開通によって、連絡通路を上り下りしないと行き来できなかった新潟駅の万代口と南口が平面でつながりました。
【街の人】
「万代に遊びに行くことも多いので、通りやすくなって便利さを感じる」
【街の人】
「今まで、エレベーターで上がって、渡ったらまたエレベーターで下りて、という感じだったので、フラットな所を通れるのはすごく助かる」
ベビーカーが必要な子育て世代にとって大きな変化です。
【飛田厚史アナウンサー】
「これまでは駅の南北を通過するのに、こうした連絡通路を使っていました。どのくらいの時間がかかるのでしょうか」
階段の上り下りを経て、通行にかかった時間は…
【飛田厚史アナウンサー】
「3分51秒かかりました」
一方、新たな通路を使えば、かかる時間は1分12秒。2分半ほど短縮されました。
【街の人】
「東側通路の長い階段を上ると、足がくたくたになる。今度は平面で、非常に歩きやすくて、意外と通路も広い」
通路の幅は最大19m、自転車は手で押して通行します。
【新潟駅周辺整備事務所 今井利司 所長】
「今後、JRも店舗開発を進めていくので、そことの相乗効果は期待できる」
リニューアル工事が進む新潟駅。来年春には駅直下バスターミナルが完成します。