面接に行く途中で倒れた女性 電車内にいた中年男性の『ひと言』が…?

受験や面接など人生の分岐点となるイベントを迎える時、「緊張や焦りで体調を崩してしまった」という経験はありますか。
体調が悪いままだと、本来のパフォーマンスを発揮できず、「失敗してしまうかも」と不安になりますよね。
小説家の酒本歩(@kanta04031818)さんがXに投稿した、電車内のエピソードが話題になっています。
ある日、酒本さんは乗車していた電車内で、突然若い女性が倒れたところを見かけました。
すると、近くにいた中年の男性が、自分の座っていた座席に女性を座らせたといいます。
男性は次の駅で降りて病院に行くように勧めましたが、女性はこれから採用面接に向かう途中だったそうです。
「今乗っている電車で向かわないと時間に間に合わない」と話す女性に、男性はある言葉を口にしました。
※写真はイメージ
「体調不良で遅れることを伝えて、不採用になるなら、そんな会社は入らないほうがいい」
男性の言葉には、ほかの乗客も納得していたといいます。
面接者の体調不良という不測の事態に対し、柔軟に対応できない企業は、仮に入社できたとしても、あまりいい環境ではないかもしれません。
実際に、企業がどんな対応をするのかは不明ですが、男性の言葉は、少なくとも「無理した状態で面接に行かなくていい」と、女性を安心させることは、できたでしょうね。
投稿には、15万件以上の『いいね』が集まりました。
・男性がかっこいい。とっさにこんなこといえる人、尊敬します。
・本当にそう。これで落とす会社なら行かなくて正解。
・確かに。核心をついたアドバイスだ。
・説得力があるコメントですね。今の時代は人手不足だから、事情を説明すれば日を改めてくれるはず!
男性の言葉に、多くの人が、心の中で拍手を送ったに違いありません。そして、その思いは女性にも伝わったはず。
女性が、次こそは万全の状態で、面接を受けられていることを願いたいですね。
[文・構成/grape編集部]