冬に観葉植物を枯らさないために! 最適な室温・湿度は? 三菱電機が解説

三菱電機は1月26日、エアコン暖房と観葉植物に関する意識調査の結果を発表した。調査は2022年12月16日~18日、エアコン暖房が設置されている室内で観葉植物を育てている30代~50代の男女600人を対象に行われたもの。

まず、コロナ禍以降に観葉植物を新たに育て始めた人は60.2%となった。新たに育て始めたきっかけとしては、「コロナ禍でおうち時間が増えたから」が40.7%で最多となっている。

冬に、エアコン暖房を利用する際に観葉植物への配慮(室温や湿度・風向等)を意識しているという人は52.7%で半数を超えたが、冬に育てていた観葉植物を枯らしてしまったことがあるという人も48.8%と多く見られた。

冬、エアコン暖房が設置されている部屋で観葉植物を育てる際に、その部屋の環境について気になっている事や困っている事を尋ねてみた。すると、「観葉植物にとって適切な室温であるか、わからない」(43.3%)や「観葉植物にとって適切な湿度であるか、わからない」(38.3%)が上位となった。

同社では、屋内植物アドバイザー協会代表理事の谷奥俊男さんによる、観葉植物を枯らさずに冬越しさせるための室内環境づくりのポイントの解説も紹介している。

まず、観葉植物を楽しむには室温は最低限10℃を下回らないようにし、成長させたい場合は常時16℃以上を保つ事が必要であるとのこと。室内の湿度は 50%~60%が理想で、湿度管理が難しい場合には葉に霧吹きをして乾燥を防ぐ事が推奨される。

エアコン暖房の温風が気になる際には、観葉植物の位置やエアコン暖房の風向を変え、風が観葉植物に直接あたらないように調整。定期的に換気を行い、室内の空気を入れ替える事も重要となるという。