スクラムフォースがミニカーに 全国唯一 市原市の消防システム 圧倒的パワー ロボ4機搭載 【月刊ほぼ実物大ニュース】

市原市消防局が誇る最新鋭の消防ロボットシステム「スクラムフォース(特殊装備小隊)」が、タカラトミーのミニカー「トミカ」になって登場した。
国内最大級のコンビナートを有する同市では2011年、東日本大震災でコスモ石油千葉製油所が爆発炎上した。鎮火まで11日間を要した事故を教訓に、スクラムフォースは研究開発が進められ、消防庁から19年5月に配備された。消防隊員が近付けない特殊な火災発生時に、圧倒的な消防パワーを発揮する全国唯一のシステムだ。
指令システムがある車両には(1)飛行型偵察・監視ロボット「スカイ・アイ」(2)走行型偵察・監視ロボット「ランド・アイ」(3)放水砲ロボット「ウォーター・キャノン」(4)ホース延長ロボット「タフ・リーラー」を搭載。4機のロボットそれぞれが自律的に活動し、収集したデータを指令システムが解析し、隊員に適切な消防活動を提案する。
スクラムフォースの魅力を満載した「トミカ」は昨年12月に発売。メーカー希望小売価格は1045円(全国の玩具専門店や量販店、ネットショップなどで販売中)。
※実機の画像は市原市提供
※2023年3月28日付け新聞紙面でミニカーをほぼ実物大で掲載しています。
※【月刊ほぼ実物大ニュース】は、原則毎月第4火曜日に掲載します。次回掲載は4月25日予定