エアコン代を抑えたいならやってみて! 5つの節電法に「習慣化します」

電気代が高騰している中、電気の使い方には気を付けて、無駄をなくしたいもの。とはいえ、具体的にどうすれば節電につながるのでしょうか。
経産省の調査によると、夏の家庭での1日の電力使用割合で1位は『エアコン』で、34.2%にも上るとのこと。エアコンで節電できれば、電気代の節約につながりそうです。
エアコンの意外と知らない節電方法について、くらしのマーケット(curama.jp)の公式Instagramの投稿から紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿
環境省が推奨する室内温度は28℃です。エアコンの設定温度を1℃上げるだけでも消費電力が10~13%抑えられるため、設定温度の見直しも効果がある方法の1つ。
効率的に室温を管理することが節約につながります。具体的に見ていきましょう。
室内の状態を察知して最適な環境に調整してくれるため、エアコンは『自動運転』がおすすめとのこと。自動運転は風量や温度を調整し、無駄なく運転してくれるため節電に効果的な使い方なのだそうです。
エアコンはつけっぱなしのほうがよいのか、こまめの切ったほうがよいのか、迷ったことがある人もいるでしょう。
エアコンは『起動してから室内が適温になるまで』にもっとも電力を消費します。そのため、こまめにオン・オフをおこなうよりも、つけっぱなしにしておくことが節電にはよいとのことです。
目安としては『外気温の高い日中の時間帯30分~1時間程度の外出』では、つけっぱなしのほうが節電になるそうです。
冷たい空気は下にたまる性質があります。そのため、エアコンの風向きは水平に設定して、冷たい空気が部屋の上部を流れてから壁に当たり下へおりる、という空気の循環を作ることがポイントといいます。
また、サーキュレーターの併用も効果的です。エアコンの風が来る場所に置き、下にたまりやすい冷気を循環させます。エアコンの運転とともにサーキュレーターを使えば、部屋の温度をより早く下げることができるでしょう。
窓から入ってくる熱は部屋を熱くしてしまいます。カーテンを閉めたり、すだれをかけたりして、直射日光を防ぐように心掛けてみましょう。
また、室内だけではなく、室外機にも直射日光が当たらない工夫をしてみましょう。室外機に直射日光が当たると、エアコンのパワーダウンになってしまうのだそうです。
室外機に日よけやすだれで日かげを作ることを意識してみましょう。さらに室外機まわりに物は置かずにスペースを空けて、風通しをよくしておくことが大切です。
エアコンのフィルターにホコリがたまってしまうと、冷房の利きが悪くなります。2週間に一度の掃除を心掛けましょう。
エアコンの設定を変えるだけでできる方法もあるため、今すぐ実践することができますね。暑い日が続く夏ですが、上手にエアコンを使い節電していきましょう。
[文・構成/grape編集部]