「食べログ 中国料理 百名店 2023」を発表 – ユーザーから高評価の中国料理店をエリア別に公開

カカクコムが運営するレストラン検索・予約サイト「食べログ」は、3月27日、食べログユーザーから高い評価を集めた「食べログ 中国料理 百名店 2023」を発表した。今回もTOKYO・EAST・WESTの3エリアに分けて各100店を選出している。

「食べログ 百名店」はジャンルごとに高い評価を集めた100店を発表するグルメアワード。2017年より数々のジャンルで毎年発表しており、「中国料理 百名店」は今回で2回目の発表となる。エリア別に選出店の多かった市区町村・道府県を見ると、「TOKYO」では港区が29店、中央区17店、新宿区が14店。「EAST」では神奈川県が29店、愛知県17店、北海道10店と続いた。また「WEST」は、大阪府29店、兵庫県22店、京都府が14店となった。今回は、初選出店の最も多い「EAST」を中心に紹介する。

選出方法は、選出基準日の3月8日時点で、第一ジャンルが「中華料理」、「四川料理」、「台湾料理」または「飲茶・点心」となっているという条件に該当する店舗から、各エリアの点数上位100店を選出した。

「EAST」では半数を超える58店が初選出。そのうち、北海道と神奈川県からはそれぞれ8店が、埼玉県と愛知県からそれぞれ6店となった。北海道からは、6店が札幌市にあるなか、深川市の「志峰飯店」や苫小牧市の「創作四川料理 廣明」が初選出となった。神奈川県では、元町・中華街エリア以外からの選出も多くあった。「Chinese restaurant KUE」は鎌倉市に2022年1月オープン、お肉を一切使わない、魚介と野菜の四川料理レストラン「fu-fu shisen」は藤沢市にある。

「TOKYO」の初選出店は49店。港区から12店、中央区から9店、新宿区から8店となった。香港料理「港式料理 鴻禧」(港区)は2022年7月のオープンからわずか8カ月での初選出。同じく港区にある「新華」では、上海料理や日本料理・フランス料理などを取り入れた新しい中華料理とワインペアリングを楽しめる。中央区からは、割烹スタイルで広東料理を提供する「旬華 なか村」、中国清朝の宮廷料理を提供する「REIKASAI GINZA」などが選ばれた。

「WEST」の初選出店は52店。兵庫県から12店、大阪府と福岡県から各8店となった。兵庫県からは、仕入れたその日の新鮮な食材からメニューが決まる広東料理の「えん」や、広東料理とお好み焼きが同時に食べられる「広東料理処お好み焼き 千代」などが初選出。ライブ感あるオープンダイニングや料理に合わせた器を使う点も特長となっている「TOMONO」(大阪府)、麻婆豆腐と担々麺の専門店「まぁぼや」(福岡県)なども選ばれている。

なお、移転やリニューアルの場合も初選出としている。各対象エリアは、EASTが北海道/青森県/岩手県/宮城県/秋田県/山形県/福島県/茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/神奈川県/新潟県/山梨県/長野県/岐阜県/静岡県/愛知県、WESTが富山県/石川県/福井県/三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県/鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県/徳島県/香川県/愛媛県/高知県/福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県。