“金運んだ道”を歩いたり“砂金”を採ったり…世界文化遺産・佐渡島の金山で“金”にちなんだイベント!

佐渡島の金山の世界文化遺産に登録に沸く新潟県佐渡市では、「金」にちなんだ様々なイベントが開かれています。

10月5日・6日に行われたのは、かつて佐渡で採掘された金を運んだ相川地区から小木地区までの約38kmを歩くイベント「御金荷の道」。

参加した人たちは当時に思いを馳せていました。

【参加者】
「昔の人は金を背負って歩いて大変だと思った」

一方、佐渡最古の砂金山と言われる西三川砂金山の笹川集落では、砂金採りを親子で体験するイベントが開かれました。

当時、実際に砂金を採っていた川から土砂をすくって器を揺らし、砂金を採取。

【子ども】
「大変…」

普段は立ち入り禁止となっているため、参加者は貴重な機会にキラリと光る砂金を見つけようと集中していました。

【子ども】
「入った!早く(瓶のふたを)閉めて」

【笹川の景観を守る会 金子一雄 会長】
「(子どもたちにも)地域の保全に協力してもらえれば」

【佐渡市世界遺産推進課 佐々木貴浩 係長】
「ツアーの実績を踏まえ、今後のガイドの増設に向けて検討する」

ツアーを企画した佐渡市は、今後も様々なイベントを通じ佐渡島の金山の魅力を発信していく考えです。