母親の遺体をミイラ化させ13年も「同居」した息子 狂気的な行動に実刑判決か

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亡くなった母親の遺体を墓から自宅に持ち帰った息子が、誰にも気づかれることなく遺体との同居を続けた。そして見つかるまでの経緯を、『Daily Mail』など海外メディアが伝えている。
ポーランドで暮らす男性(76)の家を、疎遠だった義理のきょうだいが訪問することにした。しかし男性は喜ばず、怒ったような顔で外をうろうろ歩き回るなど、普通ではなかったという。
義理のきょうだいはその異様な様子を見て心配になり、まずは警察に通報して状態を確認してもらうことにした。
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男性の自宅に入り内部を見てまわった警察官たちは、ソファの上に横たわるミイラ化した女性の遺体を発見。新聞紙の山の上に置かれていたというが、新聞紙は古く2009年に発行されたものもあった。
その後に遺体を回収しDNA検査などを行ったところ、2010年に死亡した男性の母親であることが明らかになった。
2010年1月に男性の母親が埋葬された墓地を確認したところ、やはり母親の遺体はなかったとのこと。当局は慎重に調べを進め、「男性が埋葬の直後に母親の遺体を掘り出し、自宅でミイラ化させて保管していた可能性が高い」と明かした。
13年ものあいだ亡くなった母親のそばで暮らしていたとみられる男性だが、動機についてはまだ報じられていない。
男性が暮らす場所は、墓地から約300メートルとそれほど遠くないこともあって、掘り出した遺体は自分の自転車に乗せて運んだ可能性が高いという。
当局は「ミイラ化させるために薬品を使用したに違いない」と明かしているが、傷などがつけられた様子はないことも公表している。
隣人たちが「名前も知りませんでした」と話すほど、孤独な暮らしを続けていた男性。母親の遺体は再び埋葬する予定で、男性については実刑判決を下される可能性があることを、複数メディアが伝えている。