群馬県警は25日、コンビニで飲み物代を踏み倒し逃走する際、止めようと車のボンネットにしがみつく男性オーナー(74)を振り落として殺害しようとしたとして、強盗殺人未遂の疑いで、同県太田市成塚町、契約社員増倉孝弘容疑者(60)を逮捕した。男性は店から数百メートル離れた路上に倒れており、外傷性くも膜下出血などの重傷。
逮捕容疑は25日午前6時50分ごろ、太田市内のコンビニで、購入したカップ代よりも高価なカフェラテをコーヒーメーカーで入れて車に乗り、追いかけてきた同市の加治屋一男さんが車にしがみついていると認識しながら、蛇行運転して路上に落とした疑い。
県警によると「違います」と否認している。増倉容疑者は以前もこのコンビニに来店しており、県警は加治屋さんと面識があったとみて、詳しい状況を調べている。