若手社員の4割以上、社内イベントに「満足」 – ベテラン社員は?

博展は3月28日、「社内イベント」に関する調査結果を発表した。同調査は3月、直近1年以内に社内イベントに参加した社員500名を対象にインターネットで実施した。

社内イベントの参加方法について尋ねたところ、56.6%が「リアル会場で参加した」、43.2%が「オンラインで参加した」と回答した。社内イベントについて、総合的にどの程度満足しているか聞くと、リアル会場で参加した人の方がオンラインで参加した人よりも「満足(やや満足ととても満足の合計)」と回答した人が多かった。

イベント終了後の社内の変化について尋ねると、「中長期ビジョンや方針について社員間で意見交換する機会が増えた」をはじめとする5つの項目において、すべて「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた割合が、オンラインよりリアル参加の方が高かった。

社内イベントの中で実施されたプログラムについて聞くと「社員同士のワークショップ」が34.8%、「飲食を伴う社員交流」のは31.0%だった。

社員同士のワークショップを実施した場合、「他の社員とのコミュニケーションが増えた」に対して、54%が「そう思う」「ややそう思う」と答えた。飲食を伴う社員交流を実施している場合、「他の社員とのコミュニケーションが増えた」に対して、55.5%が「そう思う」「ややそう思う」と答えている。

社内イベントについて、総合的にどの程度満足しているか尋ねたところ、若手社員(25~34歳)が47.4%と最も高く、ベテラン社員は33.4%と、年齢が上がるにつれて満足度が徐々に下がる傾向がみられた。

参加した社内イベントの後に、そのイベントの内容をフォローするような取り組みは行われているか聞くと、65.8%が「継続して共有される機会があった」、15.6%が「まだ行われていないが、今後共有される機会が予定されている」、18.6%が「イベント後に共有される機会はなく、今後も予定されていない」と回答し、多くの企業が継続した共有の場を設けていることがわかった。