出会い系サイト収入を脱税 計2億6千億円 コンサル会社社長ら3人を起訴 東京地検特捜部菊池智憲容疑者

出会い系サイトを運営して得た収入を脱税したとして、東京地検特捜部は10日、法人税法違反の罪で、東京都港区の経営コンサルタント会社「WIZARD(ウィザード)」の勝又大樹社長(29)=調布市=と、法人としての同社を起訴した。また、同サイトの共同運営者で、調布市のインターネット広告代理店会社の菊池智憲元社長(38)=品川区=を所得税法違反と法人税法違反などの罪で、さらに脱税を手助けしたなどとして、新宿区のインターネット関連会社の山田友幸社長(47)=杉並区=を所得税法違反と法人税法違反幇助の罪で起訴した。

 起訴状によると、勝又被告は、架空の広告費を計上するなどの手口で、ウィザード社の平成23年9月期の法人所得約1億1300万円を隠し、法人税約3400万円を申告しなかった。菊池被告は、出会い系サイトで得られた個人所得約4億6600円を自身が管理する法人口座に入金させるなどの手口で、所得税1億3800万円を脱税。またグラシアスの売上の一部を除外するなどし、平成23年3月期までの2年間で、法人所得約2億円を隠し、法人税約5900万円を脱税した。山田被告は、自身が所有する実態のない法人を利用して勝又被告と菊池被告の脱税を手助けし、謝礼金として受け取った個人所得約1億円を隠し、所得税3100万円を申告しなかったとされる。

 3人は脱税したカネを、預金や遊興費などに充てていたという。