一ノ瀬君枝 保育士 詐欺の疑いで逮捕一ノ瀬君枝容疑者

会津若松市の保育士が、息子の大学進学費用の名目で知人から480万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。保育士は「返すつもりだった」と容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは会津若松市中央保育所の保育士、一ノ瀬君枝容疑者(57)です。警察によりますと、一ノ瀬保育士は、去年3月、知り合いの男女2人から、息子の大学進学費用の名目で現金480万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。被害者が連絡がとれないことを不審に思い、1年以上たったことし4月に一ノ瀬容疑者の自宅を訪ねたところ、息子が「大学に行っていない」と話したため、その後、警察に届け出たということです。警察の調べに対し、一ノ瀬容疑者は「返すつもりだった」と容疑を否認しているということで、警察は事件のいきさつを詳しく調べています。会津若松市の室井市長は「市民の皆様の信頼を損ねたことを深くお詫び申し上げます。事実関係の把握に努め、厳正に対処してまいります」とするコメントを出しました。