寝たきり状態で履いていたズボン焼ける…市営住宅で火事 火元の部屋に住む85歳男性が死亡 布団など焼損

4日午後、名古屋市緑区で市営住宅の1室が燃える火事があり、この部屋に住む寝たきりの85歳の男性が死亡しました。

警察によりますと、4日午後0時半ごろ、名古屋市緑区森の里にある市営住宅で、「火災報知器が鳴って『助けて』という声がした」と隣の部屋に住む男性から消防に通報がありました。

消防車17台が出て、火は40分余りで消し止められましたが、火元の部屋の布団などが焼け、この部屋に住む無職の今井由郎さん(85)が心肺停止の状態で見つかり、病院に搬送されましたが、その後死亡しました。

今井さんは1人暮らしですが、寝たきりの状態で、履いていたズボンが焼けていたということです。

警察と消防は、火事の原因を調べています。