公共施設や学校などのトイレの中で、貼り紙を見かけることがあるでしょう。
不特定多数の人が利用するため、使用に関する注意をうながし、きれいな状態を保つことを目的としています。
大学生のMac(@ex_CUBE_M)さんは、自身が通う大学のトイレで、ある貼り紙を発見します。
内容は「使用後は適量のトイレットペーパーだけを流してください」と、一般的な注意事項が書かれたものでした。
ただ、海外の学生向けに、日本語の下に英訳された文章が書かれています。
日々、勉学に励む大学生は、つい気になってしまったのでしょう。英文をよく見ると…。
貼り紙を見た人たちが、英語の文法について指摘していたのです!
トイレットペーパーにつける形容詞が「many」か「much」なのか、3名の学生によって、論争が起きていました。
数を数えられる単語の『可算名詞』につける「many」と、量や程度といった、数を数えられない『不可算名詞』につける「much」。
それぞれの考えを貼り紙につづっており、まるでテストの採点のようになっていますね。
Xに投稿された、トイレの貼り紙に、ネットではこのような声が寄せられていました。
・結局、どっちなんだろうか。
・紙は不加算でも、トイレットペーパーは加算じゃないかな。
・そこにツッコむのか!
「many」と「much」の使い分けに関して、貼り紙の中だけでなく、コメント欄でも論争が起きていました。
大学生にとっては、トイレに設置された貼り紙でさえ、勉強の1つになるのかもしれませんね。
ただ、どちらが正解であろうと、貼り紙に落書きをすること自体は、不正解といえるでしょう。
[文・構成/grape編集部]