運命の投開票から一夜…「議席奪還」「反省」「政権交代」当選議員が感謝や意気込み語る!比例復活の自民議員は信頼回復誓う

衆院選の投開票から一夜明け、当選した議員は10月28日朝、それぞれの選挙区で街頭に立ち、支持を受けたことへの感謝や新たな任期への意気込みを語りました。
新潟3区で議席を奪還した立憲民主党の黒岩さん。28日朝、街頭で3年ぶりに戻る国政の舞台へ思いを新たにしました。【立憲民主党 黒岩宇洋 氏】「前回の負けた翌朝でも、今回の勝った翌朝でも、どんな状況でも夜明けはある。今回、非常に期待の笑顔は多かったので、そういう意味では励まされた。一生懸命やっているんだとか、改革をなんて言うけど、ものは言わねど態度で示す政治をやりたい」上越市の街頭に姿があったのは、新潟5区で再選を果たした立憲民主党の梅谷さん。【立憲民主党 梅谷守 氏】「どちらに入れたらいいのかなと迷う有権者の方々も相当多かったというふうに思うので、申し訳ないという気持ちでいっぱい」改めて選挙区内で日本酒を配った問題について反省を示し、2期目に向け気を引き締めました。【立憲民主党 梅谷守 氏】「2期目のチャンスをいただいたので、ここできちっと頑張って、頑張り抜いて結果を出さなくてはいけないと思っている。その責任のほうが重いというふうに思っている」新潟1区で勝利した立憲民主党の西村さんは、28日朝もマイクを使い、自民党の政治とカネの問題を批判。【立憲民主党 西村智奈美 氏】「裏金問題に対する非常に強い危機感、憤り。こういったものを皆さんから形として表していただいた」与党が過半数を割る中、県連代表として政権交代の実現へ決意を語りました。【立憲民主党 西村智奈美 氏】「きょうからその(政権交代の)可能性が模索できるのではないかと思っている。これまでにも色んなことを提案させていただいてきたが、本当にそれを実行するには政権にあるということがどうしても必要になってくるので、本当にここから」
一方、苦しい立場に置かれた自民党。新潟3区で敗れ、今回唯一、比例復活した斎藤さんも街頭に立ち、信頼回復を誓いました。【自民党 斎藤洋明 氏】「民意を真摯に受け止めて、マイナスから出直さなくてはいけない。政権を維持できるかどうか、大変厳しい状況だが、人数が減ったといってもしっかり国政との意思疎通ができるんだと感じていただけるような、我々自身が活動をしていかないといけない」さっそく政局の動きも予想される国政。それぞれの決意のもと、当選した議員は新たな任期に入ります。