「最後の晩餐」の世界観を表現したアフタヌーンティーが登場

「メズム東京、オートグラフ コレクション」(東京都港区)は4月17日~7月28日、名画をモチーフにした好評のアフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」の第8弾を16階のバー&ラウンジ「ウィスク」で開催する。平日24食限定で提供。

「アフタヌーン・エキシビジョン」は、同ホテルのクリエイティブ・ディレクターである小泉堅太郎氏が監修する新感覚のアートをモチーフにしたアフタヌーンティーシリーズ。「芸術家(アーティスト)のアトリエ」がコンセプトのバー&ラウンジ「ウィスク」で提供する。

第8弾は、2021年夏の第3弾に好評だった巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」の世界観を表現した「サパー(Supper)」のメニューを更新したもの。

「野菜モクテル&グリッシーニのなまハム巻き」は、動物への尊敬と愛情よりベジタリアンになったという史料があることから、ダ・ヴィンチの食生活を表現した野菜モクテル。モクテル表面には、ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を描いた。イタリア発祥の棒状のパン「グリッシーニ」に生ハムを巻き付けたイタリアではポピュラーなおつまみをセットにしている。

スイーツ&セイボリーは13品。名画「最後の晩餐」の登場人物を表現した。クラフツマンシップ溢れるプレゼンテーションボックスで提供する。

「ハマンの耳/バルトロマイ」は、イスラエルの伝統菓子で、型抜きした生地でフィリングを包み三角形に成形したクッキー。「レモンのシャーベット/小ヤコブ(アルファイの子ヤコブ)」は、イタリア・シチリア産レモンを使ったシャーベット。

「魚の形のミートパイ/アンデレ」は、ペトロの弟、洗礼者ヨハネの弟子でもある元漁師のアンデレにちなんだ魚の形をしたミートパイ。「チョコサンド/ユダ(イスカリオテのユダ)」は、銀貨30枚でイエスを売り渡したユダにちなみ、銀貨を連想させる丸い形のクッキーに、濃厚なチョコレートガナッシュをサンドしたスイーツ。

「マリトッツォ/ぺトロ」は、ペトロ殉教の地に建立されたサン・ピエトロ(聖ペテロ)大聖堂のクーポラ(ドーム)をイメージさせる丸い形のマリトッツォ。クリームにはマンゴーを使用している。 「レバニ/ヨハネ」は、ヨハネが移住した古代都市エフェソス(現トルコ)にちなんで採用したトルコの伝統的なデザート「レバニ」。

「パン・ド・カンパーニュ(コンテチーズ入り)/イエス・キリスト」は、「最後の晩餐」にてイエスが弟子に伝えた「これがわたしのからだである」「これがわたしの血である」という有名なことばから着想を得た一品。

「クルフィ/トマス」は、イエスの亡き後にトマスが宣教活動に励んだ地・インドの伝統的アイス「クルフィ」から着想を得たアイス。「タルタ・デ・サンティアゴ/大ヤコブ(ゼベダイの子ヤコブ)」は、大ヤコブの遺骨がまつられているスペイン・ガリシア地方の都市、サンティアゴ・デ・コンポステーラの伝統菓子。

「キュネフェ/フィリポ」は、フィリポが布教したというトルコの伝統的菓子。「ピッザ・マルゲリータ/マタイ」は、マタイがローマ帝国の微税人であったことから作ったローマ名物のひとつであるローマ風ピッザ。

「ティラミス/タダイ(聖ユダ)」は、タダイが眠る地・イタリアを代表するドルチェ「ティラミス」。「マハラベイヤ/シモン(熱心党のシモン)」は、シモンが布教したエジプトのスイーツ「マハラベイヤ」から着想を得た甘さ控えめのデザート。

ペアリングのモクテルとして、「赤ワインのモクテル」「白ワインのモクテル」も用意する。

価格は5,800円。提供時間は14:00~、14:30~、15:00~、15:30~。