一体、パルシステムはどこまで我々の生活に寄り添ってくれるのか。
安全・安心な食材を通じ、生活者の暮らしを応援してくれる生協・コープの宅配サービス、パルシステム。これまでも「お試し宅配」サービスや「つくりおき肉魚菜菜セット」などを試してみて、その便利さに感動したのはすでにお伝えしたとおりだが、なんと、小さな子どもを持つ親向けの「離乳食はじめてセット」などというものまであるというではないか。
小さな赤ちゃんを抱える親にとって買い物や料理は本当に大変。それをパルシステムがサポートしてくれるなら、これを頼らない手はない。ということで、さっそくその中身を紹介しよう。
安心・安全な食材に「離乳食ステップアップカレンダー」も付いてくる
新米パパ・ママにとって離乳食とは、まさに未知の世界。作り方や使っていい食材など、とにかくわからないことだらけである。何からどう手を付ければいいのか……と、戸惑う親御さんの不安や疑問に応えるべく作られたのが、この離乳食はじめてセットである。
離乳食はじめてセットの対象は生後5、6ヶ月頃の赤ちゃんで、(1)首がすわり、寝返りがうてる、(2)5秒以上座ることができる、(3)おとなの食事の様子に興味を示す(しっと見たり、口をモゴモゴ動かす、食べ物に手を伸ばすなど)など、これらのいずれかのサインが見えたら離乳食の始めどきなのだという。
そしてこの時期の離乳食は、量や栄養以上に「飲み込むことに慣れること」が重要で、離乳食はじめてセットには離乳食だけでなく、離乳食を食べる練習が続けられるよう「離乳食ステップアップカレンダー」も付属している。
このカレンダーによると、1週目は10倍に薄めたおかゆから始め、2週目は野菜ペーストにトライし、3週目で初めてのたんぱく質として豆腐などにトライするという流れがいいようだ。いずれも、まずはひとさじ分を食べさせるところからのスタートが推奨されている。なるほど、これはわかりやすいし、めちゃくちゃ勉強になるな……。
離乳食を味見してみたところ……野菜のウマさにビックリ!
離乳食として届くのは、「yumyum直産 うらごしにんじん」「yumyum直産 うらごしコーン」「国産大豆 カット絹とうふ」の3品。いずれも冷凍状態で届き、うらごしにんじんとうらごしコーンはキューブ状になっているのでとても使いやすそうだ。もちろん、豆腐もサイコロ状にカット済みである。
当然、原材料などについてはさすがパルシステムで、余計なものは一切混じっておらず、素材そのものの味が活かされているようだ。うらごしにんじんの原料には北海道のJAおとふけで栽培されたにんじんが、うらごしコーンの原料には北海道のJAさらべつで栽培されたスーパースイート種が使われているという。
ここまでしっかり生産者を辿れるなんて嬉しい限りである。子どもには……特に幼児には、極力安心・安全な食材だけを食べさせたいのが親心ってやつだろう。
せっかくなので、それぞれ味見をしてみよう。まずはうらごしコーンから。
耐熱容器に凍ったままのうらごしコーンのキューブ1個(約15g)を入れ、そこに水を小さじ1杯を投入。ふんわりとラップをして、途中で混ぜながら電子レンジで50秒加熱すれば完成だ。
実際に食べてみると、これがめちゃくちゃウマくてビックリ! スイートコーンならではの濃厚な甘みと風味がダイレクトに感じられる。これは赤ちゃんじゃなくても美味しく食べられちゃうだろう。少量のクリームと塩で味付けすれば、極上のコーンスープが出来上がるに違いない。
続いてうらごしにんじんを調理。これも耐熱容器に凍った状態のうらごしにんじんのキューブをひとつ(約22g)入れ、大さじ1杯の水を加えてラップをかけ、電子レンジで約1分加熱する。
こちらもにんじん本来の濃い甘味や香りが感じられる。苦味やクセなどは一切なく、どちらかと言うとにんじんジュース的なフレッシュさがあるので、これなら人参嫌いの子どもでも無理なく食べられそうな気さえする。適当なにんじんをペーストにしてもこうはならないはずだし、やっぱり原料って大事なんだなぁ。
とうふはもともと離乳食用に作られたものではないっぽいが、ブロック状で冷凍されているので、わざわざスーパーに買い足しにいく手間も省けてかなり使い勝手がよさそうだ。こちらは耐熱容器に冷凍状態のカット絹とうふを3つ(約10g)と水を小さじ1杯分入れて、ラップをしたら電子レンジで30秒加熱。加熱したら細かくすりつぶして完成。
試しに食べてみると、舌触りがかなりかなりなめらかであることに気づく。これなら赤ちゃんも飲み込みやすいに違いない。もちろん、味噌汁や麻婆豆腐にも使えるので、余らせてしまう心配もない。
安心・安全な食材で作られた離乳食。これなら忙しい親御さんも安心して赤ちゃんに食べさせてあげられそうだ。新人パパ・ママはぜひ有効活用してみてほしい。