桜の開花が早まって小学校の入学式には葉桜の状態 満開の桜の下で我が子と思い出を残す「前撮り」が新常識に

6日、愛知と三重の多くの小学校で入学式が行われました。名古屋の小学校では4年ぶりにマスクなしの式となったんですが、イマドキの変化がそれ以外にも…。
名古屋市東区の東桜小学校。新一年生76人が入学です。
(新1年生)「嬉しい。(Q:入学してやりたいことは?)勉強」「友達と遊びたい」
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式でのマスク着用は国の方針に基づき個人の判断に委ねられましたが、ほとんどの児童がマスクなしでの参加。少し緊張した表情や晴れやかな表情を、保護者の皆さんはしっかりとカメラに収めていました。
CBC
きょうは、あいにくの雨…。式の後には、新入生全員で運動場で記念撮影をする予定でしたが中止になりました。それぞれ校門の横で「入学式」と書かれた看板と一緒に撮影。残念ながら桜と青空と笑顔が一緒の写真…とはなりませんでした。しかし。
(保護者)「前撮りしました、前倒しして急きょ先週撮りました、桜と一緒に」
CBC
なんと、すでに満開の桜の下でランドセルを背負った我が子の一枚は撮影済み。いまや、桜の咲いているうちに「前撮り」しておくのが「新常識」。きょう出会った東桜小の保護者の大半の方が前撮り済み。中にはプロのカメラマンに撮ってもらったという一枚も…。
(保護者)「一生に一度なので。桜の咲いているうちに撮ろうかなと」「きょうだと桜が間に合わない」「きょう雨予報なので、写真撮れないかなと思って。桜の咲いているうちに」
CBC
気象庁によりますと年々、桜の開花は早まっていて、1961年からの30年間と、1991年からの30年間を比べると、開花日は6日早くなっています。
東桜小の校庭の桜は、きょう「葉桜」の状態。桜の満開と入学式の日のジャストフィツトは望めなくても、新常識「前撮り」があれば子どもと家族の幸せが残せるのです。