偽ブランド品の所持容疑で逮捕西野勇基容疑者

海外ブランドの偽のバッグなどを販売する目的で所持していたとして、大阪の会社の社長ら6人が逮捕され、警視庁は摘発を逃れるために複数の社名を使い分けて偽ブランド品を売りさばいていたとみて調べています。
調べに対し社長らは、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、大阪・東大阪市に本社がある服飾品販売会社「共栄」の社長、西野勇基容疑者(24)ら6人です。
警視庁によりますと6人は、18日、本社の事務所でイギリスのブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の偽のバッグや財布およそ10個を販売する目的で所持していたとして商標法違反の疑いがもたれています。
警視庁は、18日、本社を捜索し、偽のバッグなど1000点余りを押収しました。
これまでの調べで、西野容疑者らは数年前から海外ブランドの偽物を中国などから取り寄せ、インターネットのショッピングサイトに複数の会社の名前で次々と出品して売りさばいていたということで、
警視庁は複数の社名を使い分けることで摘発を逃れようとしていたとみて調べています。
調べに対し6人は「本物だと思っていた」などと容疑を否認しているということです。