家の庭で犬が『ここ掘れワンワン』 発見された光景に「初めて見た!」「なんて素敵」

有名な昔話の『花咲か爺(通称:花咲かじいさん)』では、犬が指定した場所を掘ると、大量の大判小判が出てくるシーンが描かれています。
人間と比べると、犬はとても嗅覚に優れた動物。現代社会でも、探し物などを探知する際に活躍をしていますよね。
心臓血管外科医として、アメリカで暮らしているOnyo(@kenkyusha_cvs)さんがTwitterに投稿したのは、物語で描かれた『ここ掘れワンワン』のようなエピソードでした。
Onyoさんの自宅には、友人の飼っているラブラドルレトリバーが、子犬の頃からよく遊びに来ていたのだとか。
ある日の朝、友人の犬にトイレをさせるため、庭に出すことにしたOnyoさん。しかし、その日はなぜか、犬がなかなか戻ってこなかったといいます。
不思議になり、犬の様子を確認することにした、Onyoさん。すると犬は、一見なんの変哲もない茂みの周囲で大興奮をしていたのだとか。
まさに『ここ掘れワンワン』というかのように、一点に向かって反応を示す、友人の犬。
一体何に反応しているのかが気になり、Onyoさんがそっと茂みに近付いてみると…!
友人から預かっていたワンちゃんをバックヤードで遊ばせていると一生懸命に茂みの中にいる”何か”に反応している様子。近づいて様子を確認すると思いもしないものを発見しました。 pic.twitter.com/r0tcOt0Wse
茂みの中にいたのは、すやすやと寝息を立てる野ウサギの赤ちゃんたち!
Onyoさんによると、以前から家の庭には時々、野ウサギが遊びに来ていたのだとか。もしかすると、野ウサギは一家で遊びに来たのかもしれませんね。
野ウサギの赤ちゃんを教えてくれるかのような『ここ掘れワンワン』に、Onyoさんはとても驚かされたといいます。
その後、Onyoさんの妻は野ウサギを保護する方法を問い合わせ、親の野ウサギが入れる穴を設置した上で、外敵に襲われないよう段ボールで囲うことに。
犬に発見された野ウサギの赤ちゃんたちは、優しい人間たちによって、安全な環境で過ごすことができるようになったのでした!
温かさにあふれるエピソードは拡散され、心温まった人たちから「野ウサギの赤ちゃんを初めて見た!」「なんて素敵な話!」といった反響が続々と寄せられています。
野ウサギの赤ちゃんたちが、幸せにすくすくと成長していくよう、多くの人が願ったことでしょう!
[文・構成/grape編集部]