「ちばアクアラインマラソン」が10日、木更津市と袖ケ浦市を会場に開かれた。大会には約1万7千人がエントリーし、参加者は潮風を受けながら、東京湾アクアラインを快走した。
大会は2012年に始まり、2年ごとに開催されてきた。20年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、今年で6回目。フルマラソンとハーフマラソン、車いすハーフマラソンの3種目で行われた。
参加者は木更津市の潮浜公園前をスタート。8キロ地点過ぎからアクアラインに入り、海ほたるパーキングエリア(PA)で折り返す往復約10キロで、大パノラマを楽しみながら、東京湾上を駆け抜けた。コース沿いでは地元住民らが声援を送り、参加者を後押しした。
東京都江東区の小学4年生、松村芽依さん(10)は、父親の一宏さん(48)と海ほたるPAを発着点とする「ファンラン」に参加。1・5キロのコースを完走し「車でしか通ったことのないアクアラインをランニングできて楽しかった。大きくなったらハーフやフルマラソンに出場したい」と声を弾ませた。