大阪の半グレグループ「アウトセブン」の幹部3人を4000万円詐取容疑で逮捕 福岡航介容疑者(37)

外国為替証拠金取引(FX)をめぐる架空の投資話を持ちかけ現金4千万円を詐取したとして、大阪府警捜査4課は17日、詐欺容疑で大阪府豊中市熊野町の自営業、福岡航介容疑者(37)ら男3人を逮捕した。

同課は認否を明らかにしていない。

福岡容疑者は大阪・ミナミを拠点にする半グレ集団「アウト・セブン(O7)」について「自分が作った」と供述。

共謀する男らも「福岡は頭(リーダー)だ」などと話しているといい、同課は半グレ集団との関連も調べている。

逮捕容疑は今年3月、大阪府内の会社事務所で、40代の男性に高配当を受けられると誤信させ、FXの名目で現金4千万円をだまし取ったとしている。

同課によると、福岡容疑者は指示役とみられる。15~20%の配当を受けられるとだましていたが、期日になっても配当金が支払われないことを不審に思った男性が5月、府警に相談して発覚した。

福岡容疑者らの複数の銀行口座を確認したところ、運用している形跡はなかったという。