小学生8割に「家庭学習の習慣あり」 習慣づけの方法や使用ツールは? – 小学生の子を持つ保護者787名への調査レポート

小学館は3月29日、「自宅学習」に関する調査結果を発表した。調査は3月、同社運営の育児メディア「HugKum」のメルマガ会員のうち、小学生の子どもを持つ保護者787名を対象にインターネットで行われた。

「家庭学習の習慣はありますか?」と尋ねたところ、79%が「ある」と回答。学習塾や校外教室での授業時間は含めない純粋な家庭学習として調査しており、しっかり勉強時間を確保している子どもの割合の高さが明らかに。

また、家庭学習の習慣づけを成功させた方法を2つまで教えてもらったところ、「保護者がつきそってサポートした」が最も多く218人。次いで、タブレットや紙の「通信教材を使った」(188人)、「取り組む時間などルールを決めた」(160人)が上位に。以下「学校の宿題が多いので習慣化した」(89人)といった自然な経緯や、「ご褒美制度」(87人)に「厳しめルール」(64人)といったアメとムチ、「市販のドリルを使った」(87人)といった回答も見受けられた。

さらに、家庭学習の習慣づけに大事な要素となる「保護者のサポート」について、具体的な方法を聞くと、「終わったら『ニコニコ時間が増えるよ』と声掛けした」「保育園時代から宿題が出ていたのでその流れでいまもやっている」「幼少期から遊びの一貫として取り組める教材を与えた、遊び感覚で楽しくできるような方法を考えた」「無料ダウンロード出来るプリントを活用した」といった回答が寄せられた。