「成城石井 BAKERY」1号店が大阪・京橋に! 職人が店内で焼き上げるこだわりのベーカリー専門店

1927年の創業以来、成城石井はこだわりの食を手頃な価格で人々に届けてきた。その数ある商品の中でも人気なのが「パン」のカテゴリ。そこで、成城石井ならではのパンの魅力をもっと届けたいと、新業態「成城石井 BAKERY」1号店を4月20日に大阪・京橋にある京阪モール本館 ノーステラス1階にて開業する。

成城石井 BAKERYは、成城石井独自の仕組みを活用し、店内で焼き上げたバラエティ豊かなパン・焼き菓子をご提供するベーカリー専門店。200店舖を超える成城石井のスケールメリットや、中間マージンのカットを実現する自社輸入、プロの料理人たちが開発・調理を行っている自社セントラルキッチンなど、独自の仕組みを活かし、こだわりの食材を惜しみなく使用したパンや焼き菓子を求めやすい価格で50種類以上用意している。

ラインナップは、同社運営のワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」全店のメニューを手掛けるシェフと、自社の製造拠点であるセントラルキッチンのパン職人がタッグを組んで共同開発。黒毛和牛や老舗豆専門店「北尾」の「京丹波大納言ゆであづき」などを使用した、ここでしか味わえない多彩なパンを揃える。

成城石井は スーパーマーケットを展開するだけでなく、貿易や製造、外食などの多様な機能を自社で保有している。

製造拠点のセントラルキッチンでは、惣菜やパン、デザート、加工肉食品など自家製商品を多数製造。調理を集約することで、プロの料理人たちが開発・調理したクオリティの高い商品を各店に展開することができている。セントラルキッチンのパン職人が仕込んだパン生地やフィリングなどを「成城石井 BAKERY」で活用する。

さらに、メニューのラインナップは、成城石井が運営するワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO(以下、Le Bar a Vin 52)」のメニューを開発しているシェフがセントラルキッチンのパン職人とタッグを組んで開発。当店上階に同日オープンするLe Bar a Vin 52京阪モール京橋店で黒毛和牛をステーキ肉に成形する際や生ハムをスライスする際に出る端材なども「成城石井 BAKERY」で活用。黒毛和牛はカレーパンに、生ハムは自社加工したオリーブや直輸入したセミドライトマトと合わせて彩り豊かなフォカッチャにアレンジするなど、シェフならではの発想とパン職人の技が織りなすパンが登場する。

パン生地は、店舗で粉からスクラッチ製法で仕込んだ湯種生地や芳醇な香りが広がる北海道美瑛産小麦粉を使用したバゲット生地のほか、セントラルキッチンのパン職人たちが仕込んだブリッオッシュ、マフィンなどこだわりの生地やパンの本場・フランスから自社輸入したクロワッサン、クイニーアマンなどといった成形生地を使用。バイヤーが国内外から選び抜いた厳選素材やセントラルキッチンで仕込んだフィリングなどを活用することで、食パン、惣菜パン、菓子パン、焼き菓子など、当店でしか味わえない最大50種類以上のパン・焼き菓子を展開。

以下では一部のメニューを紹介する。

「 ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン(431円)」は、Le Bar a Vin 52の調理過程で生じる黒毛和牛の端材などを具材として活用することで、珠玉のカレーパンをコストパフォーマンス高く提供。セントラルキッチンの料理人が10種のスパイスと7種の野菜を煮込んで作ったカレーフィリングを、もっちり感が特長の湯種生地に包み、オリーブオイルをかけ、火山型にして焼成。そこに調理した黒毛和牛とモッツァレラチーズをのせて軽く焼き、具材感と香ばしさを楽しんでいただけるよう仕上げた。あえて、黒毛和牛を焼き込まないことで、肉の柔らかさ、おいしさを存分に味わえる。黒毛和牛の旨みとコク深いスパイシーなカレーの贅沢な味わいが素晴らしい一品となっている。

また数量限定数量限定で、神戸牛の端材だけを使用したワンランク上の焼きカレーパンも(539円)展開。神戸牛ならではの濃厚で風味豊かな味わいを堪能できる商品となっている。

72時間熟成した生地を銅型で焼き上げたバニラ香る自家製カヌレの価格は323円。

近年人気のフランス伝統菓子「カヌレ」をセントラルキッチンのパティシエが監修。牛乳・砂糖・バター・卵などの材料にラム酒等で風味を加えた生地を72時間熟成させ、しっとりとした食感と豊かな風味を引き立たせた。熱伝導の良い銅型を使って焼き上げることで、外はカリっと中はもっちりとした仕上がりに。バニラの香りが口いっぱいに広がる、お手土産にもおすすめの一品。

成城石井 BAKERY×北尾 京丹波大納言と黒豆の塩バターあづきパン(388円)は、京都の老舗豆専門店「北尾」とのコラボレーション商品。「北尾」の「京丹波大納言ゆであづき」と黒豆を使用。上品な味わいのあづきとバターを使用した和洋折衷な逸品。店内で仕上げる湯種生地には、ほっくりとした食感の大粒の黒豆かのこをふんだんに混ぜ込み、見た目にも映えるあづきパンに仕上げた。ふんわり、もっちりとした食感と絶妙な甘じょっぱさがやみつきに。

田辺農園バナナとクーベルチュール(カカオ分58%)チョコマフィン(323円)は、セントラルキッチンの職人が仕上げるしっとりとした食感のマフィン生地に、自社輸入したフランスの老舗チョコレートメーカーセモア社の上質な「クーベルチュールチョコレート(カカオ分58%)」と成城石井の店舗でも大人気の「田辺農園バナナ」を贅沢に使用して、焼き上げた。カカオの豊かな風味とバナナの気品あふれる甘みは相性抜群。

14ヵ月熟成ハモンセラーノ、淡路島産玉葱とトマト・オリーブのフォカッチャ(388円)は、生ハムの「14ヵ月熟成ハモンセラーノ」の端材や自社輸入のセミドライトマト、セントラルキッチンで加工したイタリア産オリーブを使用し、見た目にも鮮やか、オリーブは、塩蔵されたものをバルクで輸入し、セントラルキッチンで脱塩・加工することでコスト削減を実現。その分、チーズやセミドライトマトなどの具材を惜しみなく使用でき、旨みがぎゅっと詰まった具材感のあるフォカッチャに仕上がっている。

また、パン・焼き菓子のおいしさを引き立てるジャムやスプレッド、チーズ、生ハムも販売。また、イートインでもテイクアウトでも楽しめるコーヒーやソフトクリームも用意している。

成城石井 BAKERY 京阪モール京橋店は4月20日にオープン予定。営業時間は8時から21時。