佐渡市では春を告げる魚が続々と水揚げされていて、12日はサクラマスの水揚げなどが行われました。
佐渡市和木漁港で行われていたのは養殖されているサクラマスの水揚げです。
サクラマスは上品な脂の乗りと身の柔らかさが特長の春の魚として知られていて、佐渡市では8年ほど前から養殖されています。
今年は身を大きくさせる独自の生育方法や海水温が2度ほど高かったことが影響し、去年より500グラムほど大きいサイズになったということです。
【弓ヶ浜水産養殖部佐渡事業所 岩原 慶郎 主任】
「佐渡のサクラマスは今からがピークとなっております。ぜひ食べて頂いて春を感じていただけたらと思います。今年は最高の出来栄えです」
一方、佐渡水産物地方卸売市場ではこちらも春の魚として知られるマフグや脂が乗ったメジマグロが30本ほど水揚げされていました。
【内海府漁業生産組合 多田 好正 組合長】
「これからマグロのシーズンになってくると思うので期待している」