排出ガス性能試験の不正巡り…豊田自動織機がフォークリフト等7万台余をリコール 有害成分が規制値超の恐れ

豊田自動織機は、排出ガスの性能試験の不正問題をめぐり、フォークリフトなど7万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。

豊田自動織機によりますと、リコールの対象となるのは「GENEO」と「ショベルローダ」計7万2000台余りです。

2つの車種では、ディーゼルエンジンの経年劣化によって、排ガス中の有害成分が規制値を上回る恐れがあるということです。

豊田自動織機では11日から、対象車種の使用者に連絡し、販売店などで無償で修理・点検するとしています。

豊田自動織機をめぐっては、フォークリフト用のエンジンについて排ガスの認証試験データに不正があったとして、3月に国土交通省が立ち入り検査を行い、必要があればリコールを実施するよう指示していました。

※画像は国土交通省提供