食べ頃迎えた“有田みかん”糖度高く大玉に!オススメのむき方は“有田むき” 保存のコツは“ヘタ”を下に

寒さが増すこの時期に食べ頃を迎えた『有田みかん』をご紹介します。

12月2日朝の新潟市中央卸売市場。

【高濱優生乃アナウンサー】
「寒さも深まってきましたが、そんな冬に食べたくなるのが、ミカンですよね」

鮮やかなオレンジが食欲をそそるのは、和歌山県有田地方の名産『有田みかん』です。

【新潟中央青果 渡部萌夏さん】
「今年は夏に雨が降らなかったため、ミカンに糖度がのっていて、大変おいしく仕上がっている。また秋の雨が大変多かったため、今年は大玉中心の仕上がりになっている」

価格は全国的なミカンの不作により、去年に比べ3割ほど上昇していますが、出来自体は例年以上のようです。

皮が薄い有田みかんには、オススメのむき方があるといいます。

【新潟中央青果 渡部萌夏さん】
「“幸せみかん”と呼ばれているが、四つ葉のクローバーのようなむき方で召し上がっていただけたら」

皮ごと割って食べる“有田むき”。和歌山県を中心に知られるむき方で、中心に親指をさし、4つに分けることで手を汚さず食べることができます。

【高濱優生乃アナウンサー】
「一粒がこんなに大きいです。ギュッと実が詰まっているのが分かります」

そんな有田みかんの味は…

【高濱優生乃アナウンサー】
「かんだ瞬間に甘い果汁が口の中にじゅわっと広がります。果肉も一粒一粒、弾力があって、大きくて食べ応えがあっておいしいです」

多くのミカンをまとめて保存する家庭も多いと思いますが、その際のコツもあります。

【新潟中央青果 渡部萌夏さん】
「ヘタの部分が下になるように置くと、乾燥を防ぐことができるので長持ちする」

ビタミンCや強い抗酸化作用があるβクリプトキサンチンを多く含むミカンを味わい、おいしく、健康にこの冬を過ごしてはいかがでしょうか。