来年春の”ラン活”早くも 新潟市でランドセルの展示即売会 軽量化・背負いやすさ・ジェンダーレスが特徴

「ラン活」とも呼ばれるランドセル選びが早くも始まっています。新潟市で15日、2024年春に入学する子ども向けのランドセルの展示即売会が開かれました。

【親子】
(母親)「重たくない?」
(ランドセルを背負った女の子)「大丈夫」

ランドセルの展示会は、少子化の中、顧客をいち早く取り込もうと、年々実施が前倒しになっています。

新潟市中央区で15日に開かれた展示会には、お気に入りのランドセルを早めに選ぼうと、家族連れなど約900組が入場しました。

【土屋鞄製造所 諸橋美和さん】
「ICT化に伴い、タブレットなどランドセルに入れる荷物が増えているので、通学のことを考えると、ランドセルも容量が大きいもの、あとは軽量化されたものをお求めになる方が多い」

会場には軽量化や背負いやすさを追求した商品や、性別にとらわれない色合いの商品も並べられ、背負い比べをする子どもたちの姿が見られました。

【茶色のランドセルを背負った女の子】
「ピンクとか水色が好きだけどランドセルでは茶色がかわいい」

【母親】
「何よりも自分が選んで、それを長く気に入って使ってくれるのがベストかなと思うので、頑張って口は出さないつもり」

保護者も子どもも小学校に通う姿を想像しながら、じっくりと選んでいました。