愛知の落とし物“最多”はハンカチ・タオル 位牌や骨つぼも!? 持ち主現れなければどうなる?【チャント!調査隊】

新生活が始まり、何かと慌ただしい季節。慣れない生活で、うっかり忘れ物をしてしまいそうですが、「警察に届けた落とし物はその後どうなる」のでしょうか。
街で聞いてみると、さまざまな落とし物のエピソードが。(70代女性)「携帯を落としたけど、インフォメーションに行ったら『届いてます』って。とても幸せな気持ちになった。日本って良いなと思った」(30代男性)「財布を落とした。諦めていたけれど、後日警察から連絡があり『届いてますよ』と」(10代女性)「指輪を最近落とした。(警察で)いつまで保管されているのか気になります」
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まず訪ねたのは、名古屋市中区の愛知県警察本部の「落とし物コールセンター」。愛知県内の警察署に落とし物が届いているかなど、かかってくる電話は1日におよそ220件です。(愛知県警会計課吉田治文監査室長)「2022年の落とし物は、約112万件」
去年1年間に届いた落とし物はおよそ112万件。一番多かったのはハンカチ・タオル類 約5万6000点で、財布(約5万2000点)や傘(約4万6000点)が、それに続きます。
CBC
(愛知県警会計課吉田治文監査室長)「私が取り扱った中では位牌や骨つぼがあった。こんなものが落とし物にあるのかとびっくりした」
では、届いた落とし物はその後どうなるのでしょうか?
(愛知県警会計課吉田治文監査室長)「警察署では3か月間保管している」

愛知県内で一番落とし物が多く届くのは、やはり名古屋駅のある中村警察署。
CBC
(中村警察署会計課池田典隆会計課長)「落とし物を拾ったら、こちらの窓口に届けてください」窓口に届いた落とし物は、部屋に保管されます。
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(中村警察署会計課池田典隆会計課長)「全部落とし物です。これで3か月分です。他の部屋にもまだたくさんある」
部屋には大量の落とし物が収められています。中には、スノーボードや大きなスーツケースなども。3か月の間に持ち主が現れなかったらどうなるのでしょうか?
CBC
(愛知県警会計課吉田治文監査室長)「拾った人が所有権を主張していれば、受け取ることができる」
拾った人が前もって、“受け取りたい”と意思表示をしていた場合、「落とし物」は拾った人のものに。落とし主が見つかった場合、受け取りたいと意思表示をしていた人には連絡が入るとのこと。
CBC
最終的に残ったものは、売るか捨てるかで処分されます。
(愛知県警会計課 吉田治文監査室長)「これから行楽シーズンを迎え、人通りも増えていく。ぜひ落とし物をしないように気をつけてもらえたら」身近なギモンや地域の困りごとを「チャント!調査隊」が徹底取材!あなたの「なぜ?」や「知りたい!」に応えます。https://hicbc.com/tv/chant/ から情報を気軽にお寄せ下さい。