【速報】ディズニーランドが開園40周年 雨の中ファン詰めかけ 新昼パレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」登場

浦安市舞浜の東京ディズニーランド(TDL)が15日、開園40周年を迎えた。朝から雨が降る中、多くのファンが来園し、ミッキーマウスら人気キャラクターと一緒にパークの“誕生日”を祝福。記念式典も開かれ、運営するオリエンタルランド(同市、OLC)の加賀見俊夫会長は「オンリーワンのリゾートとして今後も努力を続けていく」と力を込めた。
特別な一日をパークで過ごそうと、大勢のファンが開園前から続々と詰めかけ、入場ゲート前は長蛇の列。開園すると、記念の旗を振る従業員から出迎えを受けながら、お目当てのショーやアトラクションへ。思い思いにパークを楽しんでいた。
シンデレラ城前で予定されていた記念式典は悪天候のため、屋内の「ショーベース」に会場を変更。加賀見会長は「入園者や従業員ら多くの方の支援でここまで来られた」と感謝し「この先も進化していく」と宣言。吉田謙次社長も「大きな節目を盛大に祝いましょう」と呼びかけた。
その後は、人気ショー「クラブマウスビート」の40周年バージョンを公演。ミッキーやミニーマウスらが40周年のテーマソングに合わせてカラフルな衣装で登場し、盛り上げた。
同日からは記念イベント「ドリーム・ゴー・ラウンド」がスタート。5年ぶりに刷新された昼のパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」が行われるほか、東京ディズニーシー(TDS)でも40周年のデコレーションが施されるなど、東京ディズニーリゾート(TDR)を挙げて節目を祝う。記念イベントは来年3月31日まで。

長年ファンという神奈川県の専門学生、須藤桃果さん(19)は「15日に絶対来ようと思っていた。従業員のお出迎えに感無量。ハイタッチで祝い合えてうれしい」と感慨深げ。家族で熊本県から訪れた小学5年の徳見凜咲さん(10)は「雨が残念だったけど、パークに来られて良かった。40周年のグッズを買いたい」と声を弾ませた。
TDLは1983年4月15日に開園。2000年にはディズニーアンバサダーホテルと商業施設「イクスピアリ」が開業、01年にTDSが開園するなど、TDRとして成長を遂げ、両パークの累計入園者数は昨年2月に延べ8億人を突破した。