腕の筋肉の動き等確認…ロシアの軍事侵攻でケガしたウクライナ人へのリハビリ治療開始 三重・済生会明和病院

三重県の病院で、ロシアによる軍事侵攻でケガをしたウクライナ人へのリハビリ治療が始まりました。

三重県内の医師などで作るNPOは、ロシアの軍事侵攻により片腕を失ったウクライナ人に義手の提供とリハビリ治療をする支援をしていて、14日、済生会明和病院で治療がスタートしました。

この日は、ウクライナ人男性あわせて6人に対し、医師が1人ずつケガをした腕の筋肉の動きや痛みなどを確認し、義手を作るのに必要な情報を集めました。

軍事侵攻でケガをしたウクライナ人のリハビリを支援するのは全国でも初めてで、6人はいずれもNPOが集めた支援金で4月10日来日、松阪市内の市営住宅で生活しているということです。

今後は週に2回、義手を使いこなすためのリハビリが行われる予定です。