空き家敷地の土の中から身元不明の遺体発見 新潟警察署に95人態勢の捜査本部を設置 10月中旬から70代男性が行方不明に 新潟・聖籠町

新潟県警は17日、新潟県聖籠町の空き家敷地の土の中から身元不明の男性の遺体が見つかったとして新潟警察署に捜査本部を設置しました。警察は10月中旬から行方が分からなくなっている新潟市中央区に住む70代男性とみて、遺体の身元の特定を急いでいます。
捜査本部によりますと、10月16日に新潟市中央区で一人暮らしをしていた70代男性の自宅に新聞がたまっていると消防から警察に通報がありました。10月21日に男性の親族から行方不明届が提出され、警察が行方不明になっている男性を探していたところ、聖籠町次第浜にある空き家に遺棄されている疑いが強まり、空き家の周囲を捜査した結果、16日午後4時半ごろ、空き家敷地の土の中から身元が分からない男性の遺体を発見。
何者かによって遺棄されたと見られることから、死体遺棄事件と断定し、新潟警察署に95人態勢の捜査本部を設置したということです。警察は遺体が行方不明の70代男性とみて、司法解剖を行い遺体の身元の特定を急いでいます。