橋下徹氏、生放送で岸田文雄首相の爆発事件で提言…「政治家はひるむことはダメ…だけど選挙演説のありかたをちょっと考えるべき」

フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)は16日、15日午前11時25分ごろ、岸田文雄首相(65)が衆院和歌山1区補欠選挙の応援で訪れた和歌山市・雑賀崎(さいかざき)漁港の演説会場で、登壇場所の近くに筒状のものが投げ込まれ、爆発した事件を報じた。
首相にけがはなく無事だった。和歌山県警は威力業務妨害容疑で兵庫県川西市の木村隆二容疑者(24)を現行犯逮捕した。昨年7月に安倍晋三元首相(享年67)が参院選応援で訪れた奈良市で街頭演説中に銃撃されて死亡しており、県警も警戒を強めていた。
コメンテーターで元大阪府知事の橋下徹氏は、今回の事件に「安倍元総理が襲撃された時に一部でその襲撃を正当化するような意見もちょっと出たっていうのを僕はものすごい危険性を感じていたんです」とし「それが今回の事件に影響していないと思いたいんだけれど、少なからず影響しているのかなという思いもあります」と明かした。
続けて「何よりもSPはじめ警察官がしっかり対応してくれたことと、それから聴衆の漁師さんが果敢にあそこへ押さえ込んでくれて、着火寸前だったでしょ2回目の爆発。あれを止めてくれたっていうのがありがたかった」とコメントした。
その上で「政治家はひるむ必要はない。ひるむことは絶対ダメだけど、選挙演説のありかたをちょっと考えるべきだと僕は思っています」と指摘していた。