12月21日は二十四節気の一つ『冬至』です。厳しい冬を乗り切るため、冬至にはゆず湯に入る習慣がありますが、20日、新潟市の施設でゆず湯を堪能していたのは人間ではなく、カピバラです!
新潟市中央区の新潟市動物ふれあいセンターでゆず湯に浸かっていたのは、カピバラの“ゆうじろう”です。
【新潟市動物ふれあいセンター 大橋あかりさん】
「かなり長寿なカピバラ。健康とさらなる長寿を願い、厄を払うということで、ゆず湯を開催している」
ゆうじろうは現在11歳で、人間でいうと80歳くらい。
本来、アマゾン川付近に生息していて、寒さが苦手なカピバラですが、こちらの施設ではエアコン3台と加湿器を使い、ゆうじろうが過ごしやすい環境に。
毎年、冬至を迎えるこの時期は、お湯にゆずを浮かべています。
【桶屋美圭アナウンサー】
「ゆずのいい香りが広がる中、ゆうじろうくん、気持ちよさそうに柚子湯に浸かっています。ゆうじろうくん、お湯加減どうですか?」
鼻を動かして香りも堪能している様子のゆうじろう。その様子をひと目見ようと、多くの家族連れが訪れていました。
【子ども】
「ゆずのお風呂に入っている。いい気持ちだと思う」
【訪れた人(子ども連れ)】
「すごく気持ちよさそう。いいね、ゆず湯」
【訪れた人(子ども連れ)】
「長生きして、この子が大きくなっても、かわいい姿を見せてほしい」
【桶屋美圭アナウンサー】
「ゆうじろうくんは11歳で、かなりおじいちゃんなカピバラだけど、ゆったりした様子に癒されるので、心も体も温まっているゆうじろうくんをぜひ見に来てください」
ゆず湯を堪能する姿が見られるのは12月30日までです。