70代母にかかってきた『怪しい電話』 娘の対応に「親にも教えたい」「自分も経験がある!」

春は始まりの季節。新しい環境での生活がスタートするほか、気分を一新するために新たなことを始める人も多いですよね。
しかし、そんな時期を見計らうかのように、世間では善良な人をだまそうとする魔の手が増加するのです…。
2023年4月13日に、もちよし(@mochiyoshin)さんがTwitterに投稿した実録漫画は、多くの人に知ってほしい注意喚起でした。
ある日、もちよしさん宅で、70歳になる母親の元に1本の電話がかかってきました。
相手は、自称『電力会社のスタッフ』。母親の話を聞いて、不審に思ったもちよしさんは、インターネットで調べることにします。
その結果、電話は詐欺の可能性が高いことが判明!もちよしさんは、しつこくかかってくる電話に出ることにしますが…。
電気代が下がるよ!という内容で、話を進めると色々ローン契約させられちゃう詐欺っぽい電話が流行ってるようです。家電がある実家。特にお気をつけください。 pic.twitter.com/MLsdJJI79n
「電気代が安くなる」と主張し、しつこく営業の電話をかけてくる、自称『電力会社のスタッフ』。
しかし、電力会社を名乗るにもかかわらず、もちよしさん宅の契約情報を知らなかったり、説明もおおざっぱだったりと、不審な点が多く見られたといいます。
運よく、もちよしさんが実家にいるタイミングに電話がかかってきたため、無事に被害を回避できた今回のケース。
もしこの時、もちよしさんがいなかったら、強引に話を進められて、半強制的に契約を迫られていた可能性もあるでしょう。
漫画は拡散され、「親にも教えたい」という声や、「自分も経験がある!」といった共感する声が寄せられました。
・高齢の家族がいると不安だよね…。うちの親は、ホイホイ話に乗っかっちゃう。
・これ、自分の携帯にもかかってきた!大手電力会社を名乗って、だまそうとしてきたよ。
・「電話代で興奮するってどんな趣味だよ!」で笑っちゃった。これに限らず、営業電話は気を付けたい…。
ほかにも、春に増加する危険な『魔の手』として、マルチ商法などの勧誘が挙げられます。
新生活は、環境が大きく変化することもあるため、人によっては心が不安定になってしまうこともあるでしょう。だからこそ、隙に付け込まれやすい時期ともいえます。
また、判断力が低下した高齢者は、詐欺や勧誘のターゲットにされやすいため、身近な家族が注意をうながすことも大切です。
[文・構成/grape編集部]