調査委は“事前確認の必要性”指摘…コロナワクチン接種後に40代女性死亡した問題“容体急変時の動き”に言及

愛知県愛西市の集団接種会場で2022年11月、コロナワクチンを接種し待機していた女性(42)が死亡した問題について、18日に市の調査委員会の第5回会合が開かれました。

会合後に会見した長尾能雅委員長は、接種後に患者の容体が急変した際の動きについて、当日看護師らの間で確認がされていなかったとみられると明らかにしました。

厚労省の手引きには具体的な確認を求める記載はないものの、ワクチン接種では普段別の病院などに勤める看護師らがチームを組むため、「直前に短いブリーフィングがあると望ましかった」と指摘しました。

委員会では引き続き、女性が死亡した経緯などについて関係先にヒアリングを進めていて、2023年8月ごろには報告書をまとめたいとしています。