玉川徹氏、木村隆二容疑者が参院選立候補できず不満を持っていたことに「これがもし動機だとしたらあまりにも犯罪とのギャップが大き過ぎる」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は19日、岸田文雄首相の選挙応援演説会場で爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された兵庫県川西市の無職木村隆二容疑者(24)とみられる男性が、年齢などを理由に昨年7月の参院選に立候補できなかったのは憲法違反だとして、国に損害賠償などを求めて神戸地裁に提訴し、棄却されていたことを報じた。
提出した準備書面には「岸田内閣は故安倍晋三(元首相)の国葬を世論の反対多数の中、閣議決定のみで強行した。このような民主主義への挑戦は許されるべきものではない」との記載もあった。
訴訟記録などによると、神戸地裁に昨年提訴し、同7月10日投開票の参院選に立候補しようとしたが、当時23歳で公選法の被選挙権(30歳以上)を満たさず、300万円の供託金も用意できなかったため立候補ができないとし、法の下の平等などを定める憲法に違反すると主張。精神的苦痛を受けたとして10万円の損害賠償を求めた。
コメンテーターで同局の玉川徹氏は「これがもし本当に動機だとしたらあまりにも犯罪とのギャップが大き過ぎる」と指摘した。その上で訴訟は「控訴中なわけですよね。まだ裁判をやっている途中なので、これが実現しなかったということにはならないわけです、まだ裁判中ですから」とし「もしかすると、容疑者がツイッターに投稿していたのかもしれないですけど、これを動機とするにはギャップを感じます」とコメントしていた。