自民党多治見市支部の預金通帳を使って現金50万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪で起訴された、古屋圭司衆院議員の私設秘書を務めていた男の初公判が開かれました。
古屋圭司衆院議員の元・私設秘書の男の初公判 自民党多治見市支…の画像はこちら >>
起訴状などによりますと、古屋議員の元・私設秘書の山本翔貴被告(23)は、自民党多治見市支部の銀行の通帳と印鑑を不正に手に入れ、2022年11月に岐阜県土岐市の金融機関から現金50万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われています。
20日、岐阜地方裁判所多治見支部で開かれた初公判で、山本被告は「今の時点では罪状認否を留保したい」と述べました。
公判後、山本被告の弁護士は認否を留保した理由について、証拠の問題と本人の意思であると明らかにしました。
また、山本被告の罪については、詐欺に有印私文書偽造とその行使が加わり訴因変更されました。