「覚えていない」と否認…60代男性のキャッシュカード詐取した疑いで大学生逮捕 300万円引き出される

警察官になりすまし、三重県鈴鹿市の男性からキャッシュカードを騙し取ったとして、大学生の男が逮捕されました。男性の口座からは現金300万円が引き出されています。

三重県警に逮捕されたのは、大阪市の大学生・伊藤潤弥容疑者(21)です。

去年5月、他の者と共に鈴鹿市の60代の男性に「キャッシュカードが不正利用されている」と警察官のフリをして電話をかけ、カードを騙し取った疑いが持たれています。

伊藤容疑者はカードを受け取る「受け子」とみられ、男性の口座からはその後、現金300万円が引き出されていました。

伊藤容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しています。

東海3県では18日から19日にかけて、ニセ電話による特殊詐欺被害が相次いでいて、警察は知らない番号からの着信に注意するよう呼びかけています。