60人が下痢や嘔吐等…ゴルフ場のレストランで食中毒 うち8人から『ノロウイルス』検出 営業禁止処分に

岐阜県瑞浪市のゴルフ場で、レストランを利用した60人が食中毒の症状を訴え、県はこのレストランを営業禁止処分としました。

岐阜県によりますと、食中毒が発生したのは瑞浪市明世町のゴルフ場「明世(あけよ)カントリークラブ」のレストランで、4月11日から13日にかけて食事をした440人のうち26歳から87歳までの男女60人が嘔吐や下痢、発熱などの食中毒の症状を訴えました。

このうち18人が医療機関を受診しましたが、入院した人はおらず、いずれも快方に向かっているということです。

東濃保健所では患者らに共通する食事が限られることや、8人からノロウイルスが検出されたことからゴルフ場のレストランを原因とする食中毒と断定しました。

県は食品衛生法に基づき、このレストランを19日から営業禁止処分とし、原因を調べる方針です。