子供が突然ガクガク… “熱性痙攣”が起こってしまった際の処置が話題

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子供が高熱を出したときに起こることがある“熱性痙攣”がツイッターでトレンド入りしている。言葉は知っていてもいざ遭遇したら…。
4月、乳幼児は入園して初めての集団生活を送ることもあり、熱を出すことが増える時期でもある。これまで熱など出たことのない子供でも突然高熱を出し、焦ってしまうこともあるだろう。
そんな子供の熱に関して、とくに6ヶ月~5歳頃に起こりうるのが“熱性痙攣”(ねつせいけいれん)だが、これについてあるユーザーが動画を投稿したことで話題となっている。
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熱性痙攣とは通常38°C以上の発熱に伴って起こる痙攣発作で、白目をむいて、全身が突っ張ったり、ガクンガクンと手足を震わせたりするというもの。
その持続時間は大抵5分以内(多くは1~2分)。実際に見るとかなりの衝撃で、我が子が痙攣しだすとほとんどの親はパニックに陥るという。
投稿された動画では子供がガクガクと震えている。しかし、投稿者は冷静に「横にして」「分数も見て。今何時?」と指示し救急車を要請し、驚くほど冷静に対処していた。
そのような冷静な対処も重要だが、とくに何が重要かというと、じつはこの“動画を撮影する”ということ自体であると訴えた投稿者。

痙攣が起こったあと、医療機関に到着する頃には治まっていることも多いが、「痙攣の持続時間、回数、痙攣に左右差・部分的な痙攣がないかどうかなどをしっかりと把握」し、医師に伝える必要がある。しかし、慌てているときにしっかりと観察することは難しいため、動画に収めておくと医師も判断がしやすいそう。
熱性痙攣が起きたとき、第一には「慌てない」ことが大切で、大声で名前を呼んだり、ほっぺをたたいたり体をゆするのはNGとのこと。
また、ほかにも重要なこととして「嘔吐により吐いたもので気道を塞がないように体を横向きにする」「体温を測り、熱の有無を確認する」「痙攣がどれくらい続いているか(持続時間)を把握」「痙攣が5分以上も続く場合は、救急車を要請」「痙攣のあと眠ってしまっても無理やり起こさない」などがある。
また、件の投稿者が医師に確認したところ、「痙攣時は光に反応しないから、顔にライトを当ててみて 眩しがるようなら震え」と教えられたとのことだ。これらは、いざ熱性痙攣が起こった際に調べている余裕はない場合もあり、知識として持っておくのがよいだろう。
この熱性痙攣について経験者からは「我が家も2人とも1回ずつ経験してて、2回ともパニックになった」「生きた心地がしないほどの恐怖よ」「一度見ておくのと予備知識無しで現場に遭遇するのでは雲泥の差」との声が寄せられた。
動画の撮影については「いとこの娘が痙攣したとき、いとこもうちの母も、病院行って全然答えられなかった」との経験談もあり、「口で説明できないぐらいテンパるから動画撮ったよ私も」「先生に説明しやすかったよ!」「正直我が家は動画を撮る余裕無かったけど、後々救急隊員やDr.に聞かれるので動画撮影良いと思います」との声が。
しかし一方で、知っていても「1人だと動画とか冷静に撮れるのかな…」「はじめての子供でだったらと思うと絶対冷静に対処出来ない自信ある…」などと不安に思う人もいるようだ。