南魚沼市に住む60代女性が電子マネーで合計10万5000円相当をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
4月10日午後3時ごろ、女性が自宅のパソコンでオンライン手続きをしようとした際、パソコンの画面に「支払いに失敗した、あなたのパソコンはウイルスに感染している」と警告表示と警告音が出たため、表示された電話番号に電話したところ、片言の日本語を話す男から「きょう中にパソコンを直さないと使えなくなる、パソコンの画面を直すには、ウイルス対策ソフトを入れなければならない。電子マネーが必要だ」などと指示されました。
女性はその日のうちに、3回に渡ってコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、パソコンの画面に電子マネーのコード番号を入力して、合計10万5000円相当の権利をだまし取られました。
女性が家族に相談したところ、詐欺の被害に気づきました。
《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。