KADOKAWAは、4月20日に『ソロ活はじめました! 独身アラサー派遣OLが生活費15万円でも毎日を世界一楽しむ方法』(著:よしみ子)を発売した。
東京在住、一人暮らし、独身、アラサー、派遣社員、1K7.5畳、生活費15万円……というプロフィールのよしみ子が、日々のストレスを発散するべくいろんなソロ活を試しているなかで、“ひとりで楽しんでこそ生き返る!! ”と痛感した、厳選70の魔法のような活動アイデアを紹介する。
入社2年目のときに、仕事のストレスなどが理由で退社を決め、学生時代に思い描いていた道から大きく変わったことで、すべてを失ったと思った反面、「ここまできたら周りと同じじゃなくてもいいや」と振り切れた部分も。そう思える自分を見つけられたこと、ちょうど時間に余裕ができたことが重なり、一気にソロ活の魅力にハマっていく。
1か月の手取り金額は20万円。生活費15万円のうち、ソロ活費はたったの1万2000円。「0円ソロ活」もあるので、月の資金はこれで十分! 派遣社員で得られる20万円をベースに、毎月の生活費は15万円以内に設定。どのようにやりくりしているのか、家計簿をすべて公開する。
ソロ活費の扱いは「自由費」。予算は1万2000円と一見少ないようにも思えますが、ここがよしみ子流。“当たり前にやっていそうなことをパッケージ化してみる” “お金のかからないソロ活を探す”というのがポイント。
例えば『ウオーキング』『散策』『映画鑑賞』。普段何気なくやっていること、趣味によく挙がりそうなことも、「ただ歩くのではなく、その時間に達成したい目的をもつ」「作品選定、部屋の雰囲気づくり、おともの食べ物など、準備に1週間かける」など、取り組み方をちょっと変えるだけで、癒され度合に雲泥の差が出る。ハッとなるような「視点の変え方」「パッケージの仕方」を、この本では丁寧に伝えていく。
また章立ては、シチュエーションにあわせて選べるようになっている。平日の夜、仕事終わりのタイミングでライトに取り組めるようなものから、土日や有給休暇を活用したもの、甘く美味しく癒されるもの、マニアックなものまでさまざま。
なかでもマニアックな章は、著者が“私には刺さって仕方ない! ”という活動のみをセレクト。『公園遊具巡り』『裁判傍聴』『座禅』などは、どれも「0円ソロ活」なのですが、奥深い世界が広がっている。ソロ活が“癒し”だけに留まらず、「自分が本当に好きなものを知る」「知見を広げる」きっかけにもなることを、よしみ子さんが熱量をもって綴ったアイデアになっている。価格は1,430円。