「私は間もなく日本の首相を殺害します!」20日午後9時に衆院に殺害予告メール 警備強化へ

岸田文雄首相の殺害を予告する不審なメールが衆院に届いていたことが21日、分かった。警備担当者が議員会館などの国会周辺を確認したが、これまでに不審物などの異常は見つかっていない。
衆院によると、メールは衆院広報課宛てで、20日午後9時9分に届いていたという。内容に関しては「私は間もなく日本の首相を殺害します!」などと記され、岸田氏の殺害をほのめかしていた。松野博一官房長官は午後の会見で「殺害予告メールなどに関しては、警察において必要な捜査を速やかに行うとともに、対象者周辺の警備を強化すると承知している」と述べた。
参院、衆院には19日にも「国会内に爆弾やサリンを大量に設置した」、「テロでしか国を変えることはできない」などと記された脅迫メールが届いており、警備を強化している。