BTSの顔を目指したカナダ人俳優が美容整形の合併症で急逝…「やるせない」「元も子もない」とネット慟哭

BTSのジミン(27)の顔を目指して、過去1年間で12回の美容整形を行ったカナダ人俳優のSaint Von Colucciさん(22)が手術の合併症で亡くなったと4月24日に報じられた。ネットでは悲しむ声が相次いでいる。
「Daily Mail Online」によると、’19年から韓国を活動の拠点にしていたVan Colucciさんは現地ドラマ『Pretty Lies』でジミンを演じるため美容整形を行うことに。22万ドルをかけ顔の数箇所で手術を行なったが、昨年11月に行ったアゴのインプラント手術がきっかけで合併症を起こして4月23日に死去。代理人は「とても四角い顎のラインを持っていた彼は、その形が好きではありませんでした。多くのアジア人が持つようなV字型のラインを求めていました」と明かしたという。
自分の理想に近づくために行う人も多い美容整形。近年は海外セレブやインフルエンサーがSNSを通して美容整形の情報を発信しており、人と会う機会の少ないコロナ禍を見計らって整形手術を行う人たちも急増したと言われている。
「美容整形には、Van Colucciさんの件のようにリスクもあります。’19年にはイギリスの保健省が、整形手術の失敗によって起こる問題に取り組むキャンペーンを立ち上げると発表しています。整形がカジュアルになった分、リスクの周知も重要だと言えるでしょう」(全国紙記者)
美容整形手術の合併症によって命を落としたVan Colucciさん。ネットではその死を悼む声がこう上がっている。
《見た目だけに限らず他人からみたらたいしたことないのに、本人にとっては心を痛めるほどのことだったんだろうなぁ。だけど死んだらなんにもならない》《ジミンの顔に少しでも近づきたかったのかもしれませんが、亡くなってしまったら元も子もありません。親御さんの気持ちを思うと悲しい。自分の子供だったらやるせない》《もっと身近な誰かが、彼の本質を愛しているということを大前提にして、もっと体を大事にしたほうがいいよと、一歩踏みとどまって考えるように方向転換をしてあげればよかったかなと思う》