新潟県の南魚沼地域振興局県税部は25日、十日町税収課が誤って別な人の納税証明書を交付したことを発表しました。
4月24日午後2時前、職員が納税証明書を作成する際に別な人のものであることに気付かず納税証明書を作成し、窓口で申請者に交付しました。作成者以外の職員がチェックしましたが、別な人のものであることに気付きませんでした。
25日午後10時半ごろ、24日に交付した納税証明書を確認するなかで、別な人のものを交付していたことがわかりました。
書類には納税者の氏名や住所、県税徴収金の未納の有無などが書かれていました。
南魚沼地域振興局は25日午前、誤った納税書を受け取った人に謝罪し、誤って交付した納税証明書を回収して正しい納税証明書を渡しました。午後には誤った納税書を他者に交付された人に謝罪しています。
南魚沼地域振興局は納税関係書類を交付する際のダブルチェックについて、形骸化しないよう徹底することにしています。